『宗教聖典を乱読する』 釈徹宗

実は聖書すらちゃんと読んだことがないんです。「聖書も読まずにドストエフスキー好きですとかいってんじゃねえ!」って表参道の路上で強面の兄ちゃんに殴られたことあります。嘘です。でもやっぱその辺の知識必要ですよね。

それで聖書とかいつか読もうと思ってるんですけど、機会がなかったりして読んでなくて、そんな時にこの本を発見したので読んでみました。聖典を乱読、というほどは乱読してないですけど、なかなか面白く読めました。もともと講義をやったものを本にまとめた体裁ということもあって読みやすいですし、内容も面白く、興味を持つきっかけとしては結構いい本なんじゃないかなと思います。まあこれだけ読んで知ったかぶりするのは相当危険だろうとも思いますが。今後色々読んでみたいですね。特に聖書と、神道系は。

『赤と黒』 スタンダール

フランス文学読もうと思ったがむしろ岩波にありそうなフランス文学をこれしか知らなかったのでとりあえず読みました。

社会的側面は、世界史の知識が乏しくよくわからなかったんだけれども、そういう視点は排除しても、恋愛小説としてとても面白かった。

ジュリアン、レナール夫人、マチルダの三者の人物像がしっかりしている。レナール夫人は母性使ってるよなと思ったけど、今調べたらやっぱり母親をモデルにしたという説があるらしい。だよね。

こういう最後破滅(?)っぽく終わる場合、どうしても最後の終わらせ方にちょっと無理が出るわけだけど、まあこれも仕方ないかなという感覚。下巻の真ん中あたりが一番面白かったかな。でもこのパターンにしてはかなり面白く終わったとは思う。最後の方のジュリアンが自分と話してるみたいなシーンとか、好きですね。
時間がたってからもう一回読もう。