確かみてみる

 リスタートしました。書きます。

 なんかそれっぽいプラグインいれたんだけど、いま下の方に「ソーシャル共有アイコンを表示する」とかいうオプションが出現してる。すげえ。「ソーシャル共有アイコン」。ソーシャル共有。おれの人生もソーシャル共有してくれ。

『2』 野崎まど

 これは、ファンサービスです。

 そして愛です。

 残念ながらそれ以上のことを書けそうにありません。ただひとつ読書感想的に必要な話なので先に注意を促しておくと発表順に作品を全部読んでこないとダメです。というか、そういうことを明示しないとまずいんじゃないのか? 何かの間違いでこの作品をいきなり読んでしまったら、その人は損をすることになる。『2』以前の野崎まどの作品を発表順に読んできて初めてこれを購入する権利が得られるくらいのシステムがあっていいはずだ。実績解除みたいなん。

 彼女が、彼女たちが、彼らが、動いている。ここへと向かって動いているんですね。

『パーフェクトフレンド』 野崎まど

 まあなんか雲行きが怪しいわけですよね。読み始めて。というか、普通、小学生を主人公にするのって難しいはずです。それもこういう作家だしね。そしてなんかすごいのが出てくる。名前が……もう明らかに怪しいでしょう。だから「それはありなのか?」みたいな感想が中心になってくる。いやそれはなしだろう。でもアリになってしまうのであった。明らかに演出されている、組み立てられている、というのがありありとわかる。何を言っているのかよくわからん。そういうことです。もうこれを読んだら次に行くしかないんだよね。完全に下準備だから。

『小説家の作り方』 野崎まど

 デビュー作からここまで4作、舞台も装置も人物も巧みに変わりつつ、やっていることはそう変わらないという、作風の一貫しすぎ感がひしひしと。でもここまでの超常系ヒロインたちと比べると紫ちゃんの超常系ヒロイン力は負けてたのでその分の割り引きが効いてくる。超常系ヒロイン力必要あり。

 

『死なない生徒殺人事件 ~識別組子とさまよえる不死~』 野崎まど

 世にも奇妙な物語の終わり方って何パターンかあるけど、最後いきなり何かが出てきてジャンッみたいな効果音なって終わる奴。これはそのパターン。

 そのジャンッに対して説明もなにもなく、鮮やかに置いていく。作風が出ている。

『舞面真面とお面の女』 野崎まど

 know、アムリタ、を読んでから読んだので、たいしたことねーな、と思ってしまう。さすがにその気付いた理由はちょっとしょぼすぎるでしょう。あと、水面ちゃんはどうすんだよ所詮凡人は退場ってことか、と思ったけど、よくよく考えたらこれしばらく水面ちゃん使う感じになるのか。じゃあいいか。いいか?

『時をかける少女』 筒井康隆

 綺麗な筒井康隆だった。しかも一冊が時をかける少女なのかと思っていたので(実際には表題作の他に2作入っている)、なおさら終わんのかよ感がすごかった。アニメになって話題になってた気がするんだけど、かなりアレンジしないと尺が足りなくないだろうか。まあなにかやったんだろうな。

『[映]アムリタ』 野崎まど

 だいたいデビュー作というものは、とんがっていたりぶっ飛んでいたり勢いがあったりして、一方で既存の作家の影響を受けているだのパクリだの劣化だのとの誹りを免れない(誤用)というイメージを持っているんだけれども、おおむねそのイメージ通りに、粗くて突き抜けている。

 だいたい天才が出てくる小説というのは面白い。天才は主人公と読者を凌駕し翻弄する。破壊さえする。天才は一般の世に流通する倫理観に準拠しないので、いともたやすく周囲を破壊していく。あいつらはグサグサ刺していく。刺された方は何が起きたかわからない。涙を流すしかないのである。畏怖。最高である。私たちは天才に破壊されたい願望を誰しも持っている。たぶん。そういうのを刺激してくる物語は最高。

 そして天才は救われない。破壊という救済の供給元を救済することは原理的にありえない。救済されてしまったらそいつは天才じゃない。昨今は主人公の気合いで天才がコロッと救済されてしまったりするが、それは本来あってはならないのである。

 knowよりも書きたいことを書いている気がする。そりゃそうだデビュー作だ。デビュー作だからセックスも許す。