あの日以来、メディカルメカニカの吐き出す煙は止まらない。街は白く覆われ、空も星も望めない。

 今夕はPSIが150を超えました。Pollutant Standards Indexというのは大気汚染指数で、二酸化硫黄、二酸化窒素、一酸化炭素、オゾン、粒子状物質(PM10)、微小粒子状物質(PM2.5)やなんかひと通りのそれ系のものを総合的に反映した数値らしく、100を超えるとUnhealthy、200を超えるとVery Unhealthy、300を超えるとHazardous。一時間ごとに数値が発表され、テレビの左上には常にその数字が表示され、National Environment Agencyのtwitterアカウントは7万フォロワー、高い数値が出るとRTされまくり、街の人々の間では「一気に上がってきて100超えたぞ!」などとプラスなのかマイナスなのかよくわからん盛り上がりのネタに使われたりし、なんだかその感じは、日本の一時期のニュースで毎日放射線量発表してたあれとか、あるいは台風の進路予想に盛り上がる空気だとか、「京葉線死亡!ww」みたいなものに通じるところがあると思う。

 建物の外にでると煙臭く、遠くのビルは白くて見えず、喉の調子がおかしい。このヘイズの原因はインドネシアの焼き畑だという(彼らは自然発生する山火事だと主張)。国内の公害ではなく、100%インドネシアが悪いのがわかりきっているから、数値を発表したり、インドネシアから煙が伸びてくる衛星写真を定期更新したりして、盛り上げているのだろうと思う。早く本格的な雨季が到来して欲しいものです。