The Giver

 いつの間に映画化したんだ。

 もう絶版になった原作を小さいころ読んで記憶に残っている。ディストピア児童文学。うまく映画らしく再演出されており良かった。ただ境界の描写がしょぼすぎないか? あの表紙のじいさんの怖い感じがちゃんと出ていてよかった。

 

両替について

 街中やショッピングモールなどに両替商がだいたいある。日本では銀行の両替はともかくとしていわゆる両替商的なものはあまり多くないので彼らのビジネスは不思議に見える。一番気になるのは、彼らはどれくらいの割合外貨を仕入れているのか、という点。ある外貨に関してsellとbuyの需要が均衡していれば両替商は回すだけで利益がどんどん上がっていくことになるが、sellが多ければ足りなくなって仕入れないといけないし、buyが多ければ余る。余る分にはそれも金である以上問題ない気はするけれども。とりあえずその国の通貨は潤沢と仮定する。

 需要が完全に均衡した状態であれば両替商は外貨を外で動かす必要はないし、それどころか物理的に運搬する必要すらなくなるので、コストは低くなり、スプレッドは低くてよいことになる。つまり受給が均衡に近い外貨のスプレッドは小さく、そうでない外貨のスプレッドは大きくなるだろうと思う。というのは為替レートというのを両替商の世界とは乖離したところで神が決めているみたいな話に基づいているけれども、とりあえずそういうイメージで考えるとそういうことになる。

 もう一つ思ったのは、両替商からすれば需要を均衡させることが望ましいので、需要のバランスに応じてレートを傾斜させればそこで儲けられることになり結果的にはスプレッドも大きくしなくて良いかもしれないという戦略で、どうしても両替したい空港や観光地で使えるかもしれないと思った。けれどどうしても両替したい場所という競争市場でそんな値付も出来ないかとも思う。

 あるいは同一の両替商が観光地と住宅地とか、そういうふうに分散して店舗を持てば需要を均衡させることができるかもしれないと思った。

 あとあと、外貨の在庫そのものの持つ為替リスクとかを考えると話がこんがらがってくるのでやはりすごい賢いビジネスな気がする。開業したい(したくない)

 ちなみに、銀行とかの大きな金融業者ではなく比較的小規模な両替商をイメージしているんだけれども、そもそも「比較的小規模な両替商」が実在するのかどうか、彼らは専業なのかどうか、というのも気になるところではある。あとインド系が多いよな、とか思ったらぴったりな記事があった。各国の行事や祝日に詳しいのか……。