『月見月理解の探偵殺人』 明月千里

 クソ小説。ネタバレを含む感想を書きます。

 あまりのクソさに読了時に本を壁に投げつけそうになりましたが、Kindleで読んでたので投げるに投げられず、本当にクソでした。しかし一晩経過するとなんかクソなりに楽しめたなみたいな感想になってきて本当にクソ。

 いいところから言うと、理解さんは良い。こういうのは良いんですよ。非常に。シーンとして好きなのが、副委員長様の悪を暴くところで、これはたいして物証とか無いんだけどパフォーマンスで宮越さんを悪に仕立てあげていって聴衆が完全にそれに乗せられている(と、主人公が一人冷静に観察している)という極めて人狼なシーンです。人狼モチーフの割にたいして使ってないわけですがこのシーンの人狼の使い方は光った。でもゲームの話にこのシーンでは言及してないし、人狼知ってる人じゃないとわからんだろう。

 でもその直後のなんか包丁持ってくるやつがクソすぎてダメ。完全にクソ。擁護のしようがない。

 あと本投げポイントとしては主人公が死なない点です。ここまでやらせておいてれーくんを始末しないのは怠慢にも程があると思う。普通にこいつは始末して理解さんと次の話に進めよ。まあでもじゃあどうやって殺すねんといわれれば、うーん。理解さんに勝ってもらわないと困るしね。つまり本当にクソ。