『月岡兄妹の推測』 白樺あじと(シーラカンス・バカンス)

 第二十五回文学フリマ東京にて入手

 文庫版52ページの短編。ミステリ、日常の謎。見本誌を手に取ったら登場人物紹介が良かったので(?)。

 タイトル通り、兄妹が推測するだけの話。場所もほぼ自宅で動かない。物騒な事件は起こらない。日常の謎なので。話の運び方がとても丁寧で、無駄がなく、クオリティがすごく高いです。好き。何が響いたのかうまく説明できないのですが、プロポーションが完璧というか。細かいことまでしっかり回収する快感をじっくり味あわせてくれました。連作短編とかで続きが読みたいですね……。