『怪し噺』『怪し噺 弐』 大和愛(大和堂)

 第二十七回文学フリマ東京にて入手(引用ツイートは書影がちょうどよかったので過去のものです)。

 江戸時代の怪談(現代で言うホラーというよりは、怪異譚)を現代語訳したもの。読んだことのない話ばかりで楽しめました。弐の方が好きな話が多かったように思います。『頭を殴り合う寺』は頭を殴り合うのが意味不明で笑える。『真紅の撃帯』はホラーとは違う、怪異話の特徴が随所に現れていて、不思議な迫力があって好きです。あとこれは離魂記の影響受けてる話だなと思って、調べたのですが、剪灯新話の金鳳釵記というのが間にあるらしく、このあたりちゃんと勉強したらおもしろそうだなと思いました。