『マルドゥック・スクランブル』 冲方丁

 熱い小説だった。カジノシーンめっちゃ長い。カジノだけで一冊分くらいあるだろ。しかしそのカジノが面白い。物理的なやつから始まって最後ブラックジャックに行くの最高だし、ドローですなおじさんすごい好き。

 サイバーパンクの翻訳文体調というのもなかなか面白かった。というか翻訳文体調ってなんか倒錯しているというかそれだけで面白いな。あとなんかあとがきが熱かったのでその印象がより強化されたんだけれど、作者が最高に楽しんで苦しんで書いているというのが伝わってくるのが良かった。