『象られた力 kaleidscape』 飛浩隆

 ぞ、象られた力……。

 短編4編。最初の『デュオ』が良かった。かなり読ませる。敵(?)の強さのほどよい感じが良いし、音楽周りの設定と描写がばっちり決まっていて、登場人物の配置に無駄がなくて光っている。すごく好き。『呪界のほとり』『夜と泥の』はあんまり響かなかった。表題作『象られた力』はイメージの鮮やかさとかアクションシーンがすごい良かったけど、最後がちょっとよくわからなかった。