【感想】『温泉×百合×SFアンソロジー』さわばた/Fuminity(津島重工)

 第三十一回文学フリマ東京にて入手。SFで温泉の百合のやつだ! いいよね! ということで入手。コピー本ですが文庫サイズで丁寧な作り、それ故に少部数だったのかと思うので早々に完売されていたようでした(スペースが実質お隣だった。ありがとうございました)。アンソロジーという書名ですが収録は二作で『星影の湯』『原稿を落とした話』、と目次を見た時点で2作目これ原稿落としメタ枠だから実質1作なのでは!?となるのですがその1作がちゃんとSFで温泉で百合だったので良かったです。宇宙船で風呂に入るのはロマンなんだよな。しかも単なる風呂じゃなくて温泉をちゃんとやるのも良かった。表紙のイラストと相まって良い味になっており素敵です。2作目は原稿落としメタ枠だったけど、過去を変えようとするのは百合なのでレギュレーション遵守であり(??)、ひねってきたけどちゃんと温泉百合SFじゃん!と思った。あと、ロゴがかっこいい。

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