『嘘と正典』 小川哲

 短篇集。『ゲームの王国』がめちゃめちゃ面白いらしいけどまだ積んでる。諸事情でこちらを先に読んだ。

 冒頭の『魔術師』はマジックの構造と繰り返される業みたいなものが上手くまとまっていて好きだった。姉SF。また、最後の表題作『嘘と正典』がとても面白かった。スリルとスペクタクルから、スケール大きく転じて落とす。良い。間の4作はオチが弱く感じて微妙だった。