"C1講義室"

01_読感

【感想】『ちゃんとする』雨下雫/小島宇良(C1講義室)

文学フリマ東京36の新刊。私はboothで入手しました。 「ちゃんとする」をテーマに、というかタイトルに書かれた2作。「ちゃんとする」というからには、それはつまりちゃんとしていないということなんだけど、まさにそのちゃんとしていなさがそれぞれ...
01_読感

【感想】『溺れる魚は霧吹きをかける/感染幻』小島宇良/雨下雫(C1講義室)

第三十四回文学フリマ東京にて入手。通販もあるそうです。 『溺れる魚は霧吹きをかける』は、テラリウムに興味あるなと思っていたら白い毒キノコを貰ってしまい、しかもそれが少女に見えるようになる話。後半のシーンの画が映像的に良くて楽しくなってしまい...
01_読感

【感想】『くらがり』 雨下雫(C1講義室)

第三十一回文学フリマ東京にて入手。『くらがり』『午前二時三十三分の本棚』の短編2編。いずれも不思議で静かな触感のお話で、好きです。『くらがり』は謎の真っ黒の掛け軸に魅入られた男の話。ああ、この空気感本当憧れてしまうよなぁ、といつもながら思い...
01_読感

【感想】『鈴ヶ森ノスタルジー/探検部の花子さん』 雨下雫/小島宇良(C1講義室)

第二十七回文学フリマ東京にて入手。文庫版両A面仕様。『鈴ヶ森ノスタルジー』は、雨下さんの作品を何作か読んでいるともはや定番となった京急要素、無用者要素、そしてこの(なんて表現が良いのかわからん)ヒロイン像の揃った楽しい非日常小説。オンの設定...
01_読感

【感想】『春よりつめたく、小春よりあたたかな/セファイドの残光』 雨下雫/小島宇良(C1講義室)

第二十六回文学フリマ東京にて入手。BOOTH通販あり。  両A面仕様。バランスの良いコンビで素敵です。二本ともすごく楽しめました。 『春よりつめたく、小春よりあたたかな』は、ダメになりきれない感じの主人公が、不思議系女子といちゃつく話……な...
01_読感

【感想】『ゆたにたゆたに半透明/地下鉄東西線爆破レモン』 雨下雫/小島宇良(C1講義室)

第二十五回文学フリマ東京にて入手。入手の経緯は既刊の記事の通り。 両A面仕様。これも表紙すごく良いですね。『ゆたにたゆたに半透明』は、ファンタジー……か? という感じの小説。前作と二作を読んで通ずるところは無用者の系譜(読んだことない)なん...
01_読感

【感想】『偽付喪神夜行絵巻縁起/災禍』 雨下雫/小島宇良(C1講義室)

第二十五回文学フリマ東京にて入手(既刊・初版第二十三回文フリ東京)。 表紙の妖怪がいいなと思ったので手に取りました。文フリ当日中に、『偽付喪神夜行絵巻縁起』を読んですごく良かったので(ちゃんと店番をしろ)、そのあと新刊も買いました。C1講義...
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#文学フリマ東京 の気になる一覧

わたしが気になっているサークルを紹介します。いまWebカタログを高速で眺めた結果です。見逃しもあると思うからまだ増えるでしょう。っていうか見逃してると思うごめんなさい。全部回れるのかわからないけどとりあえず気になるのはタダだ。 ア-19 よ...
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雨月物語SF『雨は満ち月降り落つる夜』 #文学フリマ 東京にて (3)

2019年5月6日の文学フリマ東京にて頒布する雨月物語SF『雨は満ち月降り落つる夜』の告知記事です。特設サイト、(1)、(2)から先にどうぞ。 そうです。前後編とは言いましたが(3)がありました。 (1)(2)の作品紹介を書く上で、告知とい...