山本弘

01_読感

【感想】『アイの物語』  山本弘

作中作形式で人工知能モノの短編を合わせて一つの長編としてあるのだけれど、その形式である必要がそんなに感じられなかった。『詩音が来た日』と表題作の『アイの物語』がとてもおもしろかったので、前半を冗長に重ねられるよりもこの二つに集中できたほうが...